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ダンス&ボーカルグループ「東京女子流」の主演する映画2本「5つ数えれば君の夢」「学校の怪談 呪いの言霊」が、2014年に相次いで公開される。12月22日、東京女子流の2度目となる日本武道館単独公演「TOKYO GIRLS\' STYLE『LIVE AT BUDOKAN 2013』」でその詳細が明らかにされた。
東京女子流は、小西彩乃、山邊未夢(リーダー)、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生の5人で構成されるガールズグループ。10年5月にメジャーデビューし、12年12月22日、女性グループとしては史上最年少記録となる平均年齢15歳での日本武道館単独公演を実現。今年12月22日にも、2年連続となる武道館のステージに立った。主演映画2本の製作は13年10月に発表。うち1本が「5つ数えれば君の夢」で、もう1本はタイトル未発表のホラー映画とされていたが、武道館公演のアンコールで特報映像がお披露目され、情報が解禁された。
「5つ数えれば君の夢」は、12年に発表した「あの娘が海辺で踊ってる」が高く評価され、映画界の注目を集める新鋭女性監督・山戸結希がメガホンをとった青春映画。メンバー全員が主役となり、文化祭を間近に控えた女子校を舞台に少女たちのきらめきと葛藤を切り取る。特報映像に普段とは異なる大人びたメイクを施したメンバーの姿が映されると、会場からは大きなどよめきも起こった。
そして、タイトル未発表だったもう1本の主演映画が、伝説のホラーシリーズ「学校の怪談」最新作となる「学校の怪談 呪いの言霊」であることがわかった。原作本は累計270万部を突破し、これまでに映画やテレビアニメ、テレビドラマなどでたびたび映像化されてきた有名作品の最新作で、劇場版の製作は99年の「学校の怪談4」以来13年ぶり。「催眠」「感染」などでJホラーブームの一翼を担い、「シャッター」でハリウッド進出も果たした落合正幸監督がメガホンをとった。
「5つ数えれば君の夢」の叙情的な映像から一転、「学校の怪談 呪いの言霊」の特報映像が流れると、会場からは一部悲鳴も。メンバーからも「内容はまだ言えないけど本当に怖い!」とのコメントが飛び出し、リーダーの山邊は「見たことのない女子流が見れます。怯えたり、笑ったり、叫んだり……ぜひたくさんの方に見てもらいたい1作になっています」と話した。
デビュー以降、定期ライブや全国ツアーなどで多数のステージに立ち、歌唱力とダンスパフォーマンスに磨きをかけてきた東京女子流は、13年、初の冠バラエティ番組「東京女子流スレスレTV!」でメンバーがさまざまな課題に挑戦。活動の場をライブステージ以外にも広げている。14年は演技に本格初挑戦となる映画という分野で、新たな魅力を開拓する。
「5つ数えれば君の夢」は3月8日から東京・渋谷シネマライズほかにて公開。「学校の怪談 呪いの言霊」は5月全国公開。